夢をかなえるゾウは、私にとってお笑い版サラとソロモンです。
ソロモン的役割はガネーシャというインドのゾウの姿をした神様。
関西弁であんみつが大好き。ものすごく子どもっぽくていい加減な神様ですw
もうこのガネーシャのキャラが良すぎる。2巻は貧乏神の幸子さんとお釈迦様も出てきて主人公を振り回していきます。
夢をかなえるゾウは、サラとソロモンよりもスピリチュアルには偏っていないので、読みやすい方も多いし解りやすいと思います。
この本の好きなところはキャラはもちろんんこと「好きな事をやろう」ということを力強く語ってくれることです。
内容を一部紹介しますと、子どもの頃、おつかいやお手伝いをした時にお小遣いをもらうと「嫌な事をするとお金がもらえる」と思い込んでしまう場合があるそうです。
その思い込みのまま社会人になると「嫌な事を我慢してお金をもらうのが仕事」という風になってしまいがち。
私はその通りでしたw
ずいぶん前にはなりますが、暮らすためには働かないと→仕事は嫌なことを我慢して頑張るもの→嫌なことを我慢する仕事を選ぶ…っていうバカみたいな流れにおりましたwww
ガネーシャは「思考が変わるから、行動も変わって、世界が変わる」と主人公に説明します。
私も引き寄せの法則を知って「やりたいことをやっていいんだ!」って思いペンをとったからこそ、絵や漫画の仕事に携わる事が今になってできるようになりました。
まさに思考が変わったから行動も変わって、世界もすっかり変わっちゃってますよね。
また、よく自己啓発本や引き寄せ系の本で「自分が困っているときにこそ、困っている人を助ける」とか「お金持ちになるには愛だ」「他人を喜ばせる人がお金持ちになれる」というような事も書かれています。
私は「愛」とか「他人を喜ばせる」とか「困っている時にこそ困っている人を助ける」については「うーん…」と考えてしまいました。自分はそれで大丈夫なの?って。
しかし、この本ではそれについての明確な答えもちゃんと書いてあって、そのどれもが私は「なるほど!!!!」と納得することができました。
ただ他人に与え続けるだけの人も貧乏神には好かれてしまうそうですよ…☆
だから、自分も受け取る事が大事。
貧乏神がどんな人が大好きで、どんな人が大嫌いかというのはすごく面白いところです!
恋愛エッセンスは低めなので、とくに仕事に悩んでいる方に読んでほしい一冊でした!
どうでもいいんだけど心を落ち着けて自分と対話しようと思うと、ベジータが登場してソロモン的な役割をはじめる…というおかしなサイクルから抜け出せないワタクシです!!